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Windows 拡張オプションの恐怖
2日前、5年間も苦楽を共にしてきた
Panasonic W2 さんが天に召されました。
その最期は壮絶で、呼吸困難に陥られた様子のW2さんは、
体中からウゴゴゴゴガッっていいながら、その生涯に幕を下ろしました。

しばらく喪に服したかったのですが、さみしがり屋の私は、
新しいNEC Lavie(しかもまた赤)をヨドバシカメラの店員さんに頼み込み、
その場でメモリも増設してもらってお持ち帰り。
昨日が初夜でした。

PCを買うのって、勇気がいる。
本当にあなたでいいの?
あなたは私を見捨てない?
ついてきてくれる?
結局、自分で決められなかったので、T氏に同行依頼。

hpとNECの板挟み(超被害妄想)に遭いながらも、
「NECにしとけよ」
の一言で、
「ンヂャ、ソレデ」

で、何に困ったって色ですな。
ほんとはブラックがほしかった。
でもブラックだと3週間ほど納期に時間がかかります。
ってことで赤、red、マゼンダ。

さらに、なんとOfficeでCドライブはほとんど埋め尽くされ!
編集Oさんが
「絶対4GBだよ」
っていうのも激しく納得。
こうやってWindowsの策略に嵌ってボクたちは無駄な出費をしていくんだね。

さらに、T氏を待つ間、うっかりいつも行く靴屋へ行ってしまう。
ちょうどバーゲン最終セール。
普段、安くならないあの靴やこの靴がなんと\10,500/一足!
いまからPC買いに行くのにここでの出費は痛い!
でも、靴ってそうなかなか簡単にはいいの見つからなくって、
結果、年間で二足買うか否かって感じ。
しかもいま、超超超履きやすいヒールものが二足も目の前に!
しかも+さらに、いま二足買っても一足分の金額ですよ。

すっげ悩んでいたらT氏から電話。

「どこ?」

「靴屋さん。悩んでんねん」

「何を?」

「靴」

「……あほちゃうか? それよりメモリ増設しなさいよ」

といわれ、すばらしいアイディアが浮かんだ。
「うん、これも増設の一貫だ!」
で、買った二足がこれ。

靴1
靴2

Windowsってホントこわい。
こうやって私の私生活にも少しずつ拡張していくわけね。
うん、Widowsこわい!
次に買うPCはあっぷーにしよう。
やっぱリンゴだよ。


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[2008/07/31 23:08 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
夏。
不思議だ。



あれほど涙して別れたその人が、いま、目の前で丼を掻き込んでいる。

「ねぇ、出会ってもう1年半経つのよ」っていうと、
返事なく頭だけ大きく上下に振って私に応えた。

「あなたを迎えに平日なのにさ、羽田空港まで朝から迎えに行ったこともあったよね」
「それだけオレが魅力的やってことやろ」
その一言に手に持っていた割り箸を鼻の穴に突っ込んでやろうかと思ったが、
周りの目が気になったので、かわりに思いきり舌打ちをした。



「最後の1枚、食ってまいや」といって、ぺらぺらの牛タンに男は目をやった。

「あんた、いらんの?」
「オレは米があるからえぇ。米はただやからな」
あまりにストレートなその回答に思わず吹き出してしまった。

食事を終えてタバコに火を付ける。
その手元を眺めながら、「なぁ・・・」と声をかけた。
男は返事をせず、視線だけこちらに寄越した。
「あんたは、うちのこと、見捨てんといてな」という私に、
男は軽く俯き、タバコをくしゃっと灰皿に押し付けた。

「見捨ててへんやろ」少しだけ真顔でそう答えた。
駅に向かう帰り道、ふたりの距離は自然に縮まっていた。

「ふたりになるとかわいらしいのになぁ」
いわれたと同時に右手で男の肩を強く叩いた。

「あほちゃう?! 何をいいよんねんな」
「・・・そうか、照れてんのか。照れんでええのに」


なんだかんだ、この人はよく私を分かっている。


「夏、やなあ」

「せやなぁ」


そんな他愛ないやりとりをしながら、私たちは別々の家に帰り、
また明日を迎える支度を始めた。気付けば明日は8月、夏は半分過ぎ去っていた。
[2008/07/31 22:48 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
あなたは、ハチローを覚えていますか?
hachiro.jpg


この人、覚えてますか?
「ハチロー」という人です。
このハチローさんのお友達で、蔵という人がいます。

その蔵さんが所属しているバンドがイカ天ってので予選通過したらしいという一報が入りました。
エッ?
あー、蔵さんの写真がない?
うん、蔵さんの写真は掲載料とられるんだってさ。
だから、代わりにハチローさんが出てきたよ。

ってなわけで、イカはコピペ。
とかいいつつ、バリバリ校正入れたけどネ。


---------------------------------------------------

バンドブームの火付け役となったいかすバンド天国、
通称「イカ天」がWebでリニューアル&リバイバルしました。
   


その名もイカ天08




今回は300組近いバンドの応募があったそうです。
そこで僕たちSat Namも応募してみたところ、なんとベスト30に選ばれました!
視聴数が多いトップ8バンドが渋谷AXで8月26日に行う決勝戦に出られます。

ぜひみさなんの清き一票を僕らに!


▼投票方法はこちら▼
予選通過バンド30組のPVを公開中の公式サイトにいますぐGO!
[2008/07/28 22:47 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
愛されたPizza
GetAttachment20080725.jpg

[2008/07/27 22:55 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
大竹しのぶの気分。
本当に。
本人にもいったけど
「ほんまにいま、さんまと別れた大竹しのぶの気分」

笑い事ちゃうで。
若干、私笑ってたけど。
笑うしかないやろ、あのあほさ加減、ほんまに。

あー、なんであんなあほなんやろ。
笑けてくるわ、ほんまに。
あちらさんも笑ってたけど。
そりゃ笑うわ、ふたりで笑ったわ(笑)。
なんで笑ったかは、それはまた、別のハナシ。
ナンデヤネン。



そうそう。
金曜の夜に、あるお方の妹さんと上野でディナー。
帰りは何となく、気分でアメ横歩いて御徒町までいったんだけど。
でもね。
普段の臭い(生魚とか)の臭いぢゃないのですよ。
アンモニア臭。

よく見ると、店の軒先でホームレスがいっぱい。
成り立てホームレスからベテランホームレスまで。
あの臭気はちょっとさすがに。
そして衝撃の絵を見てしまう。
おじさんふたりが、店のゴミ箱の中からゴミ(と私には思えた)を拾って食べてるんだ。
はじめてそういう絵を私は見たんだ。
なんか、ホンキでショックだった。
何となく普段、生きているけど、なんか、これってすごいことに思えてきて。

翌日、ある方とお会いして。
その人が何となくいった一言に、まぢむかついて。
「ここは日本なんだから、生活に困るなんてことはないよ」
応援の意味かもしれないし、他意はなかったんだろうけどね。
昨日、その絵を見ていただけにね。
自分だって、そのゴミ拾って食べていた人にならない保証はどこにもないのだから。

と、ものすごく勢いに任せて書きましたが。
という、特にオチもなくなーんにもないある日の日記。
[2008/07/27 22:53 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
熱海に、行きたい
ふと、思った。



「片付けないと、帰ってきたら怒られる」
とふと思って、掃除した。
少しずつ、何かが崩れ始めている気がして。


[2008/07/26 18:53 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
VOX AC30 ゲットだぜ!
ギターに直接プラグ・イン! あとは弾くだけ!
っていうキャッチコピーです。

http://www.voxamps.jp/products/amPlug/


ゲットだべよ。
この金がないスカンピンな状態で。
4000円ですよ。
4000円あればかわゆい洋服の1つ買えますよ。

まぁ、そんな自分、嫌いぢゃないです。
[2008/07/24 23:21 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
XJAPAN hideの夢
「美容師に、なりたい」
それが、hideの高校時代の夢だったらしい。

もともと、自殺願望があった彼は、よく人に「死ぬかも」ってその頃からいっていたみたい。
私に似てる。
本当に目立たない人で、これといったとりえもなかったらしい。
彼の同級生は、少し遠い目をして私に話してくれた。

hideはギタリストになりたかったのかな。
美容師にならないで、どうしてギタリストになったんだろう。



ンなこと考えながら、万年筆のインキを買いに行った。
そばに絵葉書コーナーがあってぱらぱら見ていると、
富士山の絵葉書があった。
なんでかわかんないけど、なんかどうしようもなく泣けた。
ってかここ数日、泣きすぎた。

これから先の夢はまだ描けないけど、
ちっちゃい夢ができた。

富士山に、登ってみたい。
無理だろうけど(笑)。
[2008/07/24 23:05 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
夢を見た
駅に行くと祭をしていて、そこの出店で焼き鳥を買った。
紙カップの中に、焼き鳥が何本か入っていた。

気がつくと品川。
東海道線下りに乗ると、どんどん景色は変わっていき、
小田原を出るともうほとんど人はいなかった。

どこかの駅で降りる。
知っている駅なのに、駅名が思い出せない。

そしてどこか旅館? みたいなところに着いて温泉に入ると、
シャワーは水しか出ない。
部屋に戻るとクーラーが効かなくて、窓を開けると蚊が入る。
だけど私はしあわせだった気がする。

それから、私は、誰かと、花火を見た。
確かに、来年も来ようと約束した、……レモネード?

そこで夢は醒める。
そしていま、ものすごく気分がよくない……。
会社、行かなきゃ……。
[2008/07/23 07:34 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
イカ天で30位にランクインして、フジロクまで出ちゃうって!
https://secure.msn.co.jp/campaign/ikaten/second.htm
「あ~~~~~~~~~~~~~んどっ!」
の人のバンド。

すごいなー。

あと、学生時代の仲間のjunoもフジロクに出演するらしい。



ナンデみんなはすごいのにアタシはしょぼい?(笑)
ま、いっか。
大好きな人たちが上がって↑くれてんだもんな。
[2008/07/22 21:00 ] | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
疑問 メモ
休日なのに、7時半起床。

掃除機かけて、洗濯機まわして、植物に水やって、ごみ捨てて

いわゆる朝から掃除。

私、こんな性格だった?
[2008/07/21 08:44 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
「オマエはアタシの男か!」
女友達。
とても苦手なモノ。
そんな私の女友達という人の条件はすごい!

1.強い
2.キャリアウーマン
3.トコトン寛容
4.顔が悪いわけではないけど男にもてない

すごいでしょー。
こんな人いるの? って話しだけど、います。

ある日の彼女とのメールのやりとり。

※彼女はいま、実家に帰っています。
Yuki:さみしい。ひとりぼっち病。
彼女:○○○(老舗の和菓子屋)でお土産かって行くからさ。
    ひまわりの花言葉のひとつ そばにいるねを贈るよ

オマエは私の彼氏か!
別にレズぢゃないけど……、うちら。
でもすごい男っぽいんだわね。

そんな彼女がいま夢中の男が12歳の天才ドラマー。
結論は、私の女友達になれる人は、やっぱどっか頭おかしいヒトってこと。
[2008/07/20 12:37 ] | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
アタシのNEWあだな! 「TIPIG」
「TIPIG」と呼んで。

最近、ものすごく悪意なく
「……丸くなったよね」
とか、
「……太った……よね?」
と、いわれるようになる。



太りましたが、何か?



そこで、ある程度、この事実を受け入れて開き直ることにしてみました。
ですから、こういうあだなにしようと思うのです。

「TIPIG(ちぴっぐ)」=ちびぶた。

どう? どうどうどう?
けっこーイケテルと思うぜ!

「まじかよ」って誰かさんの声が聞こえてきそうな気がしなくないのですが(笑)。
[2008/07/17 18:53 ] | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
ホントにどうしたらいいのか分からない。
2日前だったか。
mixiのあしあとに、「PUMA」っていうあしあとがあって。
最新のあしあとぢゃないのに1番上にあったのさ。
しかも赤線引かれて。

怖かったけど、ワンクリック。
(携帯ですが。。)
流れに沿って2クリックしたら、
携帯用のUIが真っ赤ッかに変わりました。

どうしたら元に戻るか分かりません。
毎回、携帯でmixi開くたびにもっそいイラっとします。
どうしたら元に戻るんでしょう。

もう、イヤですコレ。。
[2008/07/16 07:45 ] | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
偏頭痛と欠けた記憶
自分の勘違いと思っていたことは、
実は勘違いではなかったようで。

私は何か大事なことを忘れているようだ。

時々、ひどい偏頭痛がするけれど、リンクしてるの?



リアルを知るのが、かなり、怖い。
[2008/07/12 08:42 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
笹流しに行ったけれど。
できれば毎年やりたい「笹流し」
(うーん、どこかで見たキャッチだな)
一昨年、願いが叶わなかったのは、
きっと「二子玉川」ってゆー、水が汚いところだったから。

もっと、澄み切ったところぢゃないと。



ってことで、エメラルドグリーンの水の色の川がある、とーってもきれいな東京の外れへ行く。
Emiと。
目黒の東急ストアで「値引き99円」と書かれた笹を購入。
目黒映画館でありがたく「いただいた」短冊4枚はポシェット(久しぶりの単語)へ。
にまにましながら歩いてたらTIME OUTの常連と遭遇。
すっごい変顔見られる、イヤン。
でも、さわやかに笑顔で挨拶してくれた。
好きです☆

で、新宿から1時間半強。
超、ヤマの中。

で、目的地に到着。
まず、腹ごしらえ。
GetAttachment.jpg


・岩魚の塩焼き
・鮎の塩焼き
・山菜の甘く煮たやつ
・山菜の胡麻和えチックなやつ
・めっちゃ食感がよい刺身みたいな鯉のあらい
・写真には載ってないけどその1、山菜天ぷら3種盛り
・写真には載ってないけどその2、ざるそば

どんなけ食べるんだよ(笑)。
その「どんなけ」を平らげる。

その食堂で映画館で「いただいた」短冊4枚に願いを書く。
1枚目。MIGが大ブレイクしますように。
2枚目。さとPが太って、売れて、ゆきPにお金をいっぱい運んできてくれますように☆
3枚目。幸せになりますように。
4枚目。ゆきと男(←Emiさん、ダレ?)とえみがしあわせになれますように。by Emi

笹から離れないよう、きつく、きつく縛った。
1日早いけど、遅いよりいいよね。
1番ノリってことで、いいよね。

食べ終わって、断崖絶壁3、4メートルはある崖の上に立つ私。
柵も何もないよ。
でも、落ちてもきっとすぐには死ねない感じの崖。
かしわ手打って、さぁ、投げっぞ。

うりゃぁッ!

笹、宙に舞う。
笹、落ちる。
笹、川横の岸に落ちる。

……。
思わず手を伸ばす私。
手を伸ばして私を制止しようとするEmi.
でもそれって崖から私を落としているようにしか思えないんですが?!

流れない笹に切なさを隠せない私にEmi はこういった。
「だいじょぶだいじょぶー、明日豪雨で押し流されるわよー」

……ハハッ、ぼく、ミッキー。。
思考停止。
片道1時間、往復3時間掛けて、ボクらは何しにきたんだろう。

そしたら知らないおっちゃんが後ろからきて
「そこは危ないよー」
といって、なくなく崖から引き離される。

ちょっと放心している私、笑ってるEmi.
なだめようとするおっちゃん(ってあなた、ダレ?)
おっちゃんが食堂のそばを流れる小川に連れて行って
「ほら、あれ天然の岩魚。見える? 3匹いるね」
ちびまるこの引きつったような笑いしかできなくて、ごめんね、おっちゃん。

せっかくなのでそっから2駅先の温泉にでも行って帰ろうと。
おっちゃんに
「ごめんね。そろそろ電車出るから行くね」
っていって駅に行った。
電車に乗って、席に座って、扉が閉まるとさっきのおっちゃんがホームから
「バイバイ」っていいながら手を振っていた。
おっちゃん、いつの間に!
「おっちゃーん、バイバイー」って手を振りかえし、電車は出発。

温泉、けっこういいお湯だったなー。
ちょっとねっとりしてるあたりがまた、好み☆

そこで山に咲く花をGET(ちゃんとお金払ったよ!)して、家まで持って帰る。
さっき、鉢を変えたところ。

ほいで、TIBICにちょっと今後、新しくしかけるちょっと大きなプロジェクトの
コラボレート提案でTEL.
あわせて、
「ごめんね。笹は流れンカッタィ」
と、素直に謝る。
「あー、暗礁に乗り上げたか……」
と、サラリ流してくれる君が好き☆
来週、ひとめぼれ(米)もって行くぜ!
ボクの3年分のあつーぅい想いを受け止めてー!(笑)
※長電話してスミマセン。

マヂですてきな休日でした。

ってこんなどーしょもないブログ書いてたら北京のりょーすけから連絡。
大好きな仲間のタツのところにいまいるんだと!
後で電話するよってさ!
いやー、何なのいまの私!
いーこといっぱい、夢いっぱい!
お腹もいっぱい、まぁステキ。

いやー、支離滅裂の長文だけど、
とにかくまとめは最近の私、いーカンジ! ……かも。




[2008/07/06 22:03 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
メトロ
後楽園に、行きたいわけではなかった。
行かなければ、ならなかった。

押し寄せる思い出の数に押しつぶされそうになりながら、
約束の時間より30分も早く着いてしまったことを、心底後悔した。

後楽園は、遊びに来るものと思っていたが、
今日はとてもそんな気にもなれなかったし、
そもそもで遊びに来たわけでもなかった。

3時間後、アポイントも無事に終了し、南北線に乗る。
白金高輪行き。
南北線はいつも、なかなか電車が来ない。
そもそも、本数も少ないのだが、
なぜか後楽園だけは他のどの駅よりも待たされる気がした。
ようやく来たガラガラの電車に乗り込む。
崩れるように座席に座り、空を仰ぐ。

(広告、入ってないなー)

以前、誰かが同じことを同じようにいったと思うが、
それが誰なのかは思い出せなかった。
昨日買ったばかりの東野圭吾『さまよう刃』の文庫本を
買ったばかりの真っ青の鞄からいそいそと取り出す。
真新しいゆえか、心地よい革の匂いと少し固すぎる感覚が、
疲れきった私を、少し、励ました。

これから先をぼんやり考える。
何となく見えたその道に、
「もう一般人には戻れないよ」
というS氏のことばが脳裏に蘇った瞬間のことだった。

キィーーーッン

地下鉄独特の音が耳を突き抜けた。
その音はすぐには止まず、咄嗟に回りを見渡したが、
誰も動揺なぞしてはいなかった。
あいにく、今日はiPodを大音量では聞いていなかったのだ。



「迷うな、行け」



誰かも分からない、どこからかも分からない。
その強烈な高音の中で、ただ、はっきりと聴こえた。

電車は溜池山王に着き、ようやく私は少し落ち着きを取り戻した。
後楽園の駅を出てから、ものすごく時間が経っている気がした。

白金高輪で乗り換える。
強烈なめまいと頭痛が襲ってきた。
出口に近いところに立ち、ガラス扉に映る疲れた自分を見る。

(あなたも、年をとったわね)

こころの中で、軽くつぶやいた。
電車は白金台を出て、間もなく目黒に着こうとしていた。



「南北線で後楽園から帰れば1本で帰れるぢゃない」
「JRで水道橋から代々木乗換えで帰ってきたほうが早いんだよ」

いまは過去となったかつての会話の一部が切り取られて、
頭の中で鮮やかに再生された。
もはや、涙も出なくなったのになぜか、胸だけが少し痛み、
小走りに家路を急いだ。
[2008/07/04 23:18 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
ねこと私。
異動になる前までは経理部の女の人と一緒にお昼を食べていたから。
久しぶりにひとりで食べるのは、何となく、ちょっとだけ寂しい気分になる
それに加えて、朝陽も夕陽も見られないオフィスにずっと篭るのは、
私にとってはとても「しんどい」ことだった。

だから、久しぶりにレストラン丸の内DINDONのハンバーグオムライス弁当を買い、
日比谷公園で食べることにした。

日比谷公園まで歩いて5分。
コンクリートジャングルから少しトリップするには、
十分な条件が満たされる場所なのだ。

高台のベンチに腰を下ろす。
子猫と間違うほどに小さな身体の猫がいる。
背中は骨が浮き上がり、一目で痩せすぎなことが分かる。
ねこは、大股を開いて毛づくろいをしていた。
ノミかシラミに悩まされているのか、ひどくかゆみを訴えていた。

弁当を開くとねこは私の足元にぴったりと寄り添った。
私が何かを口に運ぼうとするときだけ、じっと見る。

「私のそばにいても、いいことなんてないんだよ」
と私がねこにいうと、
「いいんです。必ず、いいことがありますから」
と、無表情にいった。
「エサをあげるわけにはいかないの」
と答えると、
「どうして?」
と切り返すねこ。
「だって、これから先、ずっとあなたにエサをあげ続けられないもの」
「そうですか。でも、今日を生きられなくては、明日を生きることはできないのです」
明日死んでもおかしくないほど痩せているねこを前に、
私は、何もいい返せなかった。
ねこは背筋をピンと伸ばして姿勢よく座りなおし、
高台から見下ろせる池に真っ直ぐ目をやった。

いけない、と思いながらも弁当に入っていたヌードルを細かく切り、
ねこの前に差し出した。
ねこは誇らしげに、
「ほらね。あなたのそばにいて、いいことがあったでしょう?」
そういって、私は、
「でも、明日は……」
と答えると、
「明日は明日の風が吹く。
今日はおなかいっぱい食べられましたから、おかげさで明日を迎えられます」
と目を細めて笑った。

梅雨の合間の、晴れの日のできごとだった。
[2008/07/02 17:51 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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