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志穂へ - 私が筆を執れる理由 -
昔から、きれいな子だった。瞳が真っ直ぐで、芯がある子だった。いつも、頼りっきりでそして猛烈に嫉妬して、最後に素直に謝った。彼女は、女性パイロットになる夢を追いかけて、旅立った。
今日は朝からすこぶる気分が良かった。何かが抜けた感じがしていた。そして、そのメールは届いた。




有紀へ


元気してる?
2007年になってもう2月も中旬。
明日のバレンタインは誰にチョコレートをあげるのかな?

私はこれから、一度離陸したら、
常に生死を意識する訓練が始まるの。
いままで意識的にそう考えることなんて実際なかったから、
少し恐怖を覚えることもある。
好きなこと、やりたいことだから、熱意で挑む反面、
やっぱりいつどこで何が起こるかわからないから、
不安や心配に精神的に負けるときがあるのね。

そんなとき、有紀のブログを見返してみたんだ。

有紀の最後の投稿に、

「ちっぽけな、本当に小さな勇気、
右手の拳の中にある、今にも消えそうな勇気、それだけで良い。
必要なものはそれだけ持って、私は、旅に出かける」

と書いてあって……

この何日か、私自身、不安で打ち消されそうだったけど、
この言葉を読んだとき、自分の目の前に光が射して、勇気をもらった。
ホントに心の中のモヤモヤが消えたような感覚になった。そして、
頑張って乗り越えていけるだけのエネルギーがでてきたの。

有紀の書いたモノにはなにか力があるんだなぁと再び実感したよ。
有紀は今も、新しい何かを感じ、想い、かんがえ、万年筆を握っているのかな?
新作ができたら読ませてね。

また、3月末~4月5日ころに日本に帰るので、そのときに
会えたらいいなと思ってます。


Shiho

>志穂

>これから私は飛行機を見るたびに、きっと志穂を思うでしょう。
>最近、本当に少しずつだけれども、
>コラムを会社で書かせてもらったり、自分のblog だけではなくて、
>世の中に少しずつ発信させてもらう機会を得れるようになりました。
>ここまで来るのに7年。
>いつの間にか書き始めてからそんなに時間が経っていたなんてね。

>最近、「書く」ということの怖さも学び始めています。
>それでもなぜ私は「書き続けるのか」。
>自分の中の一番奥底にあるものが、そうさせるのです。
>NO という選択肢はなく、書くことは強制でもなく、欲望でもなく、
>己自身なのです。
>そして結果、今回は志穂の夢に少し、役立てたみたい。
>だから、逆もあるかもしれない。人を傷つける怖さもある。
>否、人を傷つけてそれが自分に帰ってくるかもしれない怖さというのが正直なところです。

>夢で食べて行ける人は、この世の中のたくさんいる中でほんの一握り。
>あなたが、そうなれることを、信じています。
>未だに私は自分の文章で行き詰ったとき、
>志穂の檄が脳裏に蘇ります。
>「どんなに辛くても、とにかく書いて、書いて、書き続けるの」
>そして私は志穂と一緒に選んだあの、ウォーターマンの万年筆で書き始めることが出来るのです。
>今の私の文章の基点は、あの一言です。
>あれがなければ、今の私はなかったと思う。
>だから志穂、志穂もあの時私に勇気をくれたの。
>あなたの初フライトには、必ず、乗ります。

>また笑顔で、会いましょう。

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[2007/02/14 01:49 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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