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デアイモノ
モノもヒトもデアイモノ。その人の価値観にもよるが、出逢いたいと思って出逢えるものではない。凡ては縁。何の為にここまで来たのか、呆けながらの駅までの帰り道。骨董屋とまでは言えないが、まぁ、手ごろな価格で古いモノを買える店を発見。大きな箱に乱雑に入れられた器たち。「どれでも1枚300円」と書かれている。

「……これ、瀬戸焼の染付けぢゃないか……?」

その大きな箱に50枚近く入っている皿を凡て取り出した。1枚ずつ見ていく。さぁ、見たまえ。紹介しよう。

▼珍しい鶯色の印判▼
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▼うちのFamily にこれが印判と伝えたい為だけに購入▼
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▼用途不明だが、染付けの瀬戸焼▼
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▼これまた珍しい。なぜか上だけ染付け、下が印判……▼
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▼絵柄は多分……プレスだろうなぁ。ただ、この3色が堪らなくて……▼
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▼まだ1枚も持ってなかった、九谷▼
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ただのマニアだ。間違いないと思う。パチもんかもしれない。それでも良いのだ。自分の惚れこんだ器を大事に丁寧に使う。それが良いんぢゃないか。買いすぎだよ。分かってるよ。明日食べるモノすら逼迫してることくらい分かってるよ。でも、デアイモノなんだよ。頂くしかないだろう。で、これが1件目。

実は2件目もあった。2件目。ここはリアルな骨董屋。基本、10万円~のモノたちばかり。正直、工房の卸値を見ている私には随分、上乗せしているように思えてならないのだが……。まぁ、素人は黙っていよう。が、そんな店で惚れてしまったモノがあった。

▼備前焼 榊原貢氏作▼
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▼白釉 井上郷太郎氏作▼
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両方箱なし、井上氏のはちょい縁欠けで各千円。「あのぅ、ご相談がございまして……」、店主は表情ひとつ変えずに「はい、なんでしょう」と答える。これから値段交渉に入ると互いに確信した瞬間。「これはー、欠けがあっての価格なんでー、すよねぇ」、店主、以外に若い。30代前半か。「そうですね」、表情ひとつ変えずに答える。「このー、隣にあるのは、備前……ですかね」 実は知ってたわけではない。「知っている」名前を言っただけだ。「そうです。良いでしょう。2つで1500円にしましょうか。但し、箱なしですけど」 世の中、こんなんで良いのか? この人たち、それなり有名っぽいんですけど(いろいろネットと京都のおとうちゃんに電話して調べた結果)。

いつも思う。良いモノって実は足元に転がってる。この器たちもそうだった。他の人から見て良いか悪いか、パチもんかホンもんかなんかは関係なくて、自分にとってどうなのか。これはなかなか出逢えない。出逢おうと思って出逢ったわけではない。ただ、その出逢いのための第1歩を踏み出すのは自分自身ということ。

昨日よりも1度高くて、少しでも気分を良くするために、新しいシャツとスカート、スプリングコートを着て出かけた。張り切ったのにそこには何も無かった。ふっと力を緩めた時、そのデアイモノはやってきた。力の抜き方の分からない私に何かが教えようとしているのかもしれない。そう、思うデアイモノたちだった。
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[2007/02/22 20:11 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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