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いやなこと
昔から私がいやなこと。
大阪に帰るたびに祖父母は、大層な見送りをしようとする。
それは年々増していき、いまや今生の別れかのようだ。
母はほとんど大阪には帰らない。
5年に1度か、その程度だろう。
前にいつ母が帰ったのかももう、思い出せない。

私はぶつぶつ言いながらも半年に1度は帰っている。

新大阪の駅、目の前でまずいコーヒーをおいしそうに飲む祖母の姿を見て、
あと、何回会えるのかと考える。

振り返れば、祖母に育ててもらってきたと言っても過言ではない。
厳しい人だった。
年老いた、そう思ったのはその厳しさが消えたときだった。
いつも、幼い私を自転車の後ろに連れて隣町まで買い物に行っていた。
子供心に、誰が1番私を守ってくれているのかを、
直感レベルで分かっていたと思う。

幼いころから美人だった。
幼稚園も、小学校も、参観日には祖母が来た。
小学3年生で千葉に移ってからも、
祖母はしょっちゅうやってきては、参観日にも出席した。

ときどき、会社で仕事をしていてふっと思う。
もし、祖母が死んだらどうやって生きていこうか。
ドラマ 東京タワーではないが、必ずやってくるそれに、
恐怖を感じざるを得ない。

今でも口うるさく、1日も一緒にいるともう、しんどくてかなわない。
それでもたびたび年に数回帰るのは、
大事な子やから……と言うのと同じように、
私にとっても大事な存在だからだろうと思う。

幼い記憶の中の祖母はいつも厳しく、
いつかやってくるそれに私は、未だに逃げ回っている。
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[2007/05/05 22:56 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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