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名曲:沈丁花が生まれた日の夜のこと。
jin.jpg




沈丁花が生まれた日の夜を、なんとなく覚えている。
ラフネックからの帰り、ふっとその場所を通って思い出した。

夜気中 香る沈丁花

その出だしから始まる沈丁花。
もちろん、shineの曲。

あきから渡された音源6つの歌詞が、
全く書けずに悩んでいた。
2月も終わりのある夜のこと。


家の中の花を飾り変えようと思い、
ふらふらと外に出かけた。
傾斜30度の長い坂を上ってコンビニに向かう。
ちょうど、そのコンビニに面した垣根に沈丁花が植わっていた。
その少し前、私は日本大歳時記でたまたま
夜気という言葉を見つけて、すごく使いたい気分だった。
垣根にこれでもかというほどの香りを漂わせ、
真っ暗な中に咲く白と紫の花。
決して見た目はすばらしく美しいわけではない。
それでも沈丁花はその香りだけで全ての淡い願いも祈りも落胆も、
飲み込んでくれそうなくらい強かった。

「がんばれ」

と声を掛けられることよりも、

「大丈夫?」

と声を掛けられることよりも、
そのときの自分には何よりも温かかった。
事実のみを伝えるその花は、
自分の甘さや弱さを遮断してくれる沈丁花。
どんなに祈っても、どれほどがんばっても、
報われないことなど、多々あると、その花は私に言った。

……これだ。

携帯を取り出して、音源を聞く。
歌詞は、もうできていた。

まもなく、shineの沈丁花は生まれた。
あれから3カ月が経ち、孤独という感情ももう、
半ば麻痺してしまったいま、なぜか、
この曲だけはいつも私を優しく包んでくれる。


会いたくて
切なくて
声が聞きたくて
手を伸ばしているのに届かない

会いたくて
会えなくて
声が聞きたい
花の香りに願い溶け込む



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[2007/05/12 03:51 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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