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富士山へ行く ~空と大地が触れ合う彼方編~
タイトルを魅夜魔さんチックにしてみました。

さて、小屋について眠りに就こうと試みました。
が。
息が苦しくて胸の痛みが復活し始める。
耐え切れずに外に出ると楽になった。

すると、私のように苦しんでいる人はほかにもいて、

「あー、高山病ですね」

と、ガイドさんにいわれる。
アウターを取りに戻ったり、酸素を取りに戻ったり(迷惑……)としていると、
うっかりユーイチローを起こしてしまう。

「……苦しい」

再び、小屋の中でへたれこみ、外に連れて行ってもらう。
そこで山小屋の事務所のほうで休むことに。

このとき、偶然お会いした大阪出身の男性2人組が、
私の今後の命運を分けることになろうとは。

この2人、めちゃくちゃおもしろい。
さっきまで苦しくて息もできなかったのに、笑みがこぼれる。
少しずつ、呼吸も整ってきて胸の痛みも治まってきた。

2人組のトークのおかげでかなり回復した私は、
ユーイチローに頼んで外に連れて行ってもらった。
暗い場所を探して星空を眺めると、そこは、空と大地が触れ合う彼方だった。
一筋の雲を境に天上界と下界に分かれている。
天上界は曇り1つない夜空に星が満遍なく散りばめられ、天の川が流れている。
そして時折、流れ星が流れた。12月のあの夜ぶりの流れ星。
下界では深い蒼色の空、雲までもその青色に染まり、
更にその雲が左右に分かれて夜景がきれいに現れた。

8合目に着いたときには雨が降っていたのに、いまは晴れ。
到着したとき、ご来光は無理だろうと思っていた。
正直、山頂に行くこともあきらめていた。
でもいま、目の前に広がるこの風景は事実であり、
ご来光をビデオに収めるチャンスがあるなら、
手伝ってくれた仲間に少しでもお返しができる。

「ゆうちゃん、有紀、登りたい」

隣で介護をしてくれているユーイチローにいった。

それから2時間半後、私は山頂に向かう支度を始めた。
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[2007/07/23 16:29 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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