スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:-- ] | スポンサー広告
声を上げて泣きじゃくる朝。
怖くて、顔は見れなかったが、
真っ直ぐに見られていることだけはわかった。
マーケッターの目、鷹の目。
嘘なんて瞬時に見抜かれる、あの射抜くような目はいつも怖くて、
でも嘘はなかった分、安心出来た。

その目が右の視界に入る。

泣きそうになったので、真逆を向いた。
泣いてはいけない規則などないが、
なんとなく、泣いてはいけない気がした。
何を話したかは覚えていないが、最後の最後、部下として、
挨拶をした時に目を合わせてくれずにBlackJokeを飛ばす辺りに、
妙な安堵を覚えた。

ゆっくりと外に出て、ビルを出る。
今にも泣き出しそうな空、両耳にイヤホンを押し込んでDEARを聞く。
振り向いたビルはもう、帰る場所ではなかった。
メンバーの笑い顔を思い出す。
「おまえ本当に汚いから、あっち行ったらちゃんと片付けろよ。」
と言った上司の言葉が蘇る。
同時にいつもの「バカ!」という声と、
「しょーがねーなもう。」と言いながら育ててくれたことを思い出す。
ビルとビルの僅かな隙間に入りうずくまる。

声を上げて泣いた。
通り過ぎた人がいたかどうかもわからない。
いたらきっと振り返ったことだろう。
あと2分で泣き止まないと、新しいチーム先に遅刻する。
その焦燥感が、やけにREALだった。
スポンサーサイト
[2006/11/06 23:33 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
<<いつの間にか、貴方を好きになっていました。 | ホーム | -a LONG DAY - half >>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。