スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:-- ] | スポンサー広告
1年前。
ひたすらに、意味を問いかけ続けた。
何のために私たちは出会ったのか。

触れていれば、幾分こころは穏やかになったが、
それだけの存在とは思えなかった。
人を嘲笑するように口の端を少し上げて、
そして遠くを見て笑う姿が印象的だった。
右手の中指と薬指の間に挟まれたタバコだけが、
唯一、彼が大切にしているもののようにも思えた。

彼から離れることを決意したのは、自分からだった。
これ以上、自分の居場所ではないところにいてはいけないと思ったからだ。
それを告げると、平然を装いながら目を少しだけ泳がせた。
新宿駅の一角で、出会った意味も分からないまま私たちは別れた。

人生という長い一生の中で、ほんの一瞬交差した。
それはまるで、一等星のようにきらめき続け、
真冬の夜空に大輪の花を咲かせた。

後に、「INSOMNIA」と「沈丁花」という2曲を描き、
ようやく彼と出会った意味は、その2曲を描くためだったと知る。

もうすぐ沈丁花の香りが満ちる季節。
ようやく私の中で去年の冬が、「過去」になろうとしている。
スポンサーサイト
[2008/01/16 19:39 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
<<おなか苦しい。 | ホーム | しあわせなら手を叩こう>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。