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アタシの挑戦③ 「僕のすべてを捧げます」
「この曲のベースを弾けるのは、君しかいないんだ……」
パーラメントの真っ白な煙が店の天井に向かい、
ゆらゆらと昇っていくさまを、私は祈るように見つめた。

「お断りします」

とてもクリアに答えた彼に、やっぱりだめだったか……と、肩を落とした。



「そっか……」



ため息交じりに答えたその声を掻き消すように、

「ウソです」

といって、彼はにっこり笑った。
「断るわけないぢゃないっすか。
 僕のすべてを捧げます」

ベーシスト BOMBER.
一昨年のS.M.R、3年前のCFC でベースを弾いてもらっていた。
彼の音が好きとはっきり認識したのは、
一昨年のS.M.R からだった。
腹に響くベース音。
美しいフォルムと細い指先は早業のように軽やかに柔らかく弦を弾く。
何より、彼の音楽スタンスが自分にマッチした。

昔、峻が「アイツのソロはマヂでかっけーよ。本当に決めるからね」
といっていたのを思い出す。

バラバラだった人たちが、1本の太い糸をつむぎだすように、
私の中でどんどん繋がっていく。
自分が思い描いていたモノクロの世界が、
一気に色づいて描かれてきた。

それでも私の胸の中に空いた空虚は埋まらない。
そんな私に彼は至極冷静にいった。
「俺は自分のために、有紀さんとがんばる」

まだ、泣けない。

楽器隊をそろえる難しさは、よく分かっているつもりだ。
なのに、まるで完成された本を1枚ずつめくるように、
トントンと話しが進んでいく。
相方の里地帰、ギターの、ベース BOMBER。

そして私は、次の人を口説きに入る。
それは、蔵とのミーティングでの話しだった。

「SHUにやらせればいいぢゃん」

そういう蔵の右手は既に携帯を握り締めていた。

→次回 アタシの挑戦④ 「留守電聞いたら電話してー」



■BOMBER
ごまかしのない澄んだ音、長い指先で弦を軽やかに弾く姿は、
ベーシストの中でも好評だ。
安定感あるベースビートをソロでスピットさせる彼は、
その名のごとく、BOMBER である。
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[2008/04/12 09:33 ] | 未分類 | コメント(4) | トラックバック(0)
<<歩くギター | ホーム | 「1年前から好きやった」 ギタリスト 蔵>>
コメント
Re: アタシの挑戦③ 「僕のすべてを捧げます」
電話でも話したけど、ここでBOMBER復活というのにかなり驚いたよ。
リスタートの場として気合入ってんだろうな。

蔵さんのPVも観たよ。
ぶっちゃけLIVE-PARK参加バンドの中で一番楽しみにしてる!
[2008/04/15 06:11]| URL | #- [ 編集 ]
Re: アタシの挑戦③ 「僕のすべてを捧げます」
ありがとう!
ありがとう! だけど、これは東京都根もティッ区さんだよね?(笑)
ここで公言することで、いま、自分をかなーり追い込んでいます。
歌の練習がんばりまっしゅ!!
[2008/04/15 08:11]| URL | u-na #- [ 編集 ]
Re: アタシの挑戦③ 「僕のすべてを捧げます」
そっす。名乗り忘れましたm(_ _)m
[2008/04/18 04:16]| URL | 根もティッ区 #- [ 編集 ]
Re: アタシの挑戦③ 「僕のすべてを捧げます」
>根もティッ区
でも、分かっちゃったよーん。
やっだー、ボクらはいつも以心伝心☆
[2008/04/18 08:15]| URL | u-na #- [ 編集 ]
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