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そして、一年後。
部屋の電気を消してふと、振り返った。
部屋のすべてに呼ばれている気がして、
私は彼を待たせてキッチンに戻り、コンロや流し台を撫でた。
1K の部屋の奥にはあえて行かなかった。
もうそこに、私の居場所がないことは知っていた。

「遅刻する、行くよ」

玄関の外と内の近い距離なのに、えらく遠くから声がする。

電気を消したその部屋は静まり返っていて、
奥にある部屋の窓から差し込む光が、やけに眩しかった。
そして、ゆっくりと扉を閉める。



昔から、感を外すことはあまりない。
おかげで、見なくてよいことも随分見てきた。
「人と別れる」恐怖に怯え、部屋の中で布団を頭から被り、
孤独との戦いに備えて、牛丼をかきこんだこともあった。

そして一年後、私は次のステージへ移行する。
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[2009/03/07 12:39 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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